【はぎぷー】の似顔絵(にがおえ)!

毎週 火曜・木曜 更新予定【はぎぷー】萩谷尚子(はぎたになおこ)のにがおえ日記です。日々芸能人・有名人・描かせていただいたお客様の似顔絵を掲載します。

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ゴールデンウィーク京都三越伊勢丹の似顔絵の営業の顛末「いづう」と幼児とデパガールと私

このたび従事した、京都伊勢丹の似顔絵営業の顛末です。

ゴールデンウィーク4月29日から5月5日まで。連続勤務です。

電車の似顔絵屋さんというイベント会社さまからの派遣です。


京都鉄道博物館が4月29日にオープンにあたりの記念企画。電車のフレームが選べます。

まるまる7日の連続勤務。更年期まっさかりのアラフィフには危険な依頼でした。

三条名店街を一日営業したら、次の日ぐったりしてるくらいなので、7日もやれるのか?自分と自問自答しました。

しかし、京都伊勢丹は、京都の入口、表舞台。

こんな見栄え耳障りのいい現場は、私には金輪際めぐってこないでしょう。幸い家から電車で15分程度。京都三越伊勢丹に従事できるチャンスなんで、今回かぎりだろうと、乗らせていただくことにしました。

似顔絵師を普段ばかにしている夫にもさすがに伊勢丹営業と云えば、ほめたたえるはずだWWW

もちろん現場やお客様には貴賤はない。

しかし、原広司建築がまばゆいこの京都駅。出来た15年前当時は、京都人がこぞって反対して悪口言ったもんです。が、今や、世界最大の観光地、京都の表玄関の象徴となっている。平日祝日関係なく、海外国内の人々であふれかえっている。京都人は、新しいものが大嫌いで大好きな矛盾した人々です。

京都駅に君臨する、京都三越伊勢丹。地元京都人には、市内の大丸や高島屋の方が人気ですが。駅のグランヴィアホテルとも隣接するファッションの伊勢丹は、抜群の集客力とおハイソな雰囲気を醸し出しています。

ある種のステイタスのように私は思っておりました。つまり、憧れの地です。


7階の子供服やオモチャ売り場での開催。この日にそなえ、美容院まで行ったのだ!初日は緊張で笑顔がこわばる。

しかし、私が野猿にしか見えないくらい、伊勢丹の売り子のお姉さんたちは美しかった。

大丸とかのお姉さんもキレイなんですが、市内地元の人が多いせいか、親しみやすい売り子さんが多いんです。しかし、伊勢丹のデパガールさんは、なんか、人間離れな感じの美しさの人が多い。

どの人もこの人も、背筋がピンと伸び、シェイプアップされ、いつも口角が上がり、年齢がわからない!

最初は、うわ〜別世界の人だ、とっつきづらいな、と思ってたんですが。他の販売店と違い、私語なんて客の前で絶対しないですね。だからこっちも休憩とかどうやってとったらいいのか分からなかった。だって百貨店ってトイレ休憩とか、そのまま言葉に出したらいかんやん。用語を教えてもらうのもドキドキしました。

しかし、日がたつにつれ、こちらが困っていたら、そっと影で助けてくれたりして、お姉さんたちのやさしさに涙がちょちょぎれそうでした。

似顔絵師は、芸術家という人がいる。あるいはパフォーマーだと云う人がいる。人それぞれ考え方は違うと思いますが。

私は、(製造)営業販売接客業だと思っているんです。それは、私という年の割にはキャリアが浅い絵師の戦略からくるものです。

パフォーマーというには、年もいきすぎて可愛くない美しくない。芸術というには、技術が追いついてない。(追いつきたいとは思いますが、思い立ったら、すぐ上手くなるもんではないのだw)私という個がどうやって絵を描いて売っていくか、という戦略のために、この定義があります。一般社会の営業職と同様に、信頼される商品接客は何かな、と始終考えてはいます。

百貨店営業は、品格や言葉使い、思いやり、の一流を目指している人達です。百貨店が斜陽と言われて久しいですが、デパガールの人達の立ち振る舞いは輝いていました。さすがの伊勢丹!約一週間、そばで見ていて、学ばせていただくことが多かったです。とてもステキな人達でした!

くずはモールも子供さんが多い現場ですが

こうもモロ、子供向けのフロア!で営業するのは初めてです。


同時期に開催されていた、長谷川町子の展覧会、なぜだか、等身大以上のサザエさんが売り場を闊歩する。なかなか迫力がありました。大きすぎると思いますが、何か理由があるのでしょうか。子供たちも遠巻きにしていましたが、やがて、一緒に記念撮影され、盛り上がってました。

子供さんが多すぎて、頭がぐるぐるしてきました。くずはで子供さん相手は慣れていますが、いかんせん小梨。なかなか、子供さんに親しんでもらうのに苦労しました。

だってオトナだって、顔をじろじろ見られるのは緊張するじゃないですか。子供が自ら似顔絵を描きたいと思うことは少なく、両親祖父母の記念のため。座らされる、ということが多い。「●●ちゃん!絵描きのおばさんの方向いて!向きなさいっ!笑うのよ!ほれ!」と言われて笑える幼児がいるわけないww


苦労したあげく、子供だましに購入したオモチャ。新幹線のヌイグルミ!?1000円くらいでした。慌てて買ったんですがこれが良かった。

紐を引っ張ったら、新幹線部分がブルブル震えるんですよ。ただそれだけのオモチャwwしかし、その単純さが受け

逃げ出そうとする男児に渡し、

ほうら!引っ張ってごらん!ブルブルするで!ぶるぶる!

と言ったら5分は座っててくれる!5分座っててくれたらなんとかなる。

てな感じで、初日は苦戦した。7日もやれるんかい、私。とトボトボ帰宅しかけたら

伊勢丹社員通用口にあるものが売られていた

「祇園いづう」のサバ寿司。老舗の和牛弁当も売られていた。

半額くらいでした。

売れ残りです。昔、高槻西武でバイトしていたときにも、売れ残りスイーツが半額で社員に売られていた。

伊勢丹では「いづう」が出ているのか!!!奇跡の京都美味 売り切れ必須 高級寿司 雲の上の老舗寿司!

あの「いづう」!「いづう」!「いづう」!


サバが分厚く、信じられないくらい脂がのっている。酢飯の味がやばい。うますぎる。

こんなものが社販で売られるなんてBIVA伊勢丹!マンセー伊勢丹!

夫もついに私にひれ伏した。

どうか7日間毎日、帰りにこれを買ってきてください。どうか。

うははははwwwwww

これで、私はやれる。敷居の高い伊勢丹営業、体力気力が追いつかなさそうなGW労働。こういう老舗ものが社販で売られているこれがあるなら、これを楽しみにやれる!毎日「いづう」!毎日老舗和牛弁当!老舗和菓子!高級スイーツ半額!やったやった!

※と、思っていたら初日だけだった。。。毎日、帰りに社員通用口を目を皿のようにして見たが「いづう」の奇跡はその日だけでした。そりゃそうだ。GWだもんね。売れ残りなんて出るわけないよ。

初日の「いづう」を自らの褒美のエサにして、2日目、3日目と過ごすうちに、伊勢丹のお姉さんとも気心が通じるようになり、

子供たちとの触れ合いに慣れ、売上も少しずつ確保できるようになった。例年やっているカリスマ似顔絵師さんには及びませんが。。

何よりも楽しかったのは、女児との触れ合いです。

男児は、飛ぶように動き遊びに行ってしまいますが(これは男児の脳の仕組みによる。本で読みましたが、男児には「動かないで」という命令が、脳内で他所にGO!と変換されるらしい。「ここにいてね!」とママが言い「うん!」と笑顔で返事したその1秒後にダッシュするのが男児である。)

女児は、絵が好きなんですよね。一緒にオバサンと絵を描いてくれる女児のお客様とのひとときが嬉しすぎた

画材一緒に使っていたらね

「紫を貸してください」
「ピンクを貸してください」ってちゃんと言うのよ。

親御さんの教育もいいんだろうけど、、、

なんでも貸しちゃうよ!あげちゃうよ!と胸キュンキュンですわ!


かわいい女児が私を描いてくれた顔。髪の毛がはねまくっているところがリアリティ!


私と一緒に描いてくれた母の日のためのイラスト。かわいい!画材の使い方を教えたら、瞬く間にマスター!天才だと思います!

女児が私に描いてくれた似顔絵はさっそく家に飾っています。見てると嬉しくて、きゅんとくるよ!ほんとにありがとう!

▼画像公開を許可いただきましたお客様。

関東からお越しのオサレ親子。お幸せにい!


眼鏡美女の奥様がステキ。お幸せにい!


イケメンと美女のリア充。伊勢丹にもいはりました!こんにゃろ〜爆発しろお!お幸せにい!


5月3日に挙式するウェディングボードのご注文!彼の顔がこれ以上ない喜びの笑顔!お幸せにい!


ご結婚39年目のご夫婦!大喜利リア充!お幸せにい!


お付き合い5周年のリア充親子。お幸せにい!

もっと写真撮りたかったんですが、お子様相手は、あんまりお願いしない方がいいかな〜とまた考えすぎてしまった。


あの天下の伊勢丹だということで、ついにはじめて!夫が私の現場に訪ねてきた。チョコレートを持ってきた。そして写真を撮ってくれた。ああああ、嬉しいありがとう!

私のことどう思った?!輝いてた!?ってワクワク( ̄▽+ ̄*)聞いたら

アストロ球団の球三郎みたいだと思った。と。。。。

結局何日たっても「いづう」の売れ残りが出ることがなく、段々疲れが出てきた。子供売り場に延々と流れる「ちゃぎんとん」のテーマソングが耳にこびりつき、夢にまで出るようになった。5日目になると、お客様の顔が少し曇りがちになる。

あ、そうか、絵が似なくなったんだ。

すいません、申し訳ない。どうしよう。

頭がくらくらガンガンしてきて、目がくもってくる。老眼がすすんでいる。

売上を気にせず描くスピードを抑え、申し訳ないが、営業トークを抑えることにしたら、再び似始め、ご満足いただけるようになった。

「いづう」は諦めよう。ニンニク、ニンニクでパワーをつけなければ。そうだ、餃子だ。王将の餃子を食べよう。でも匂うんだ、接客にまずい。よし終わったら、餃子だ、餃子だ。

7日目、ついに営業週間が終わり、伊勢丹のお姉さんに別れを告げ、餃子をたらふく食べて眠りました。


サヨオナラ、ありがとうございました。三越伊勢丹。また会う日まで。。。。お幸せにい!

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