【はぎぷー】の似顔絵(にがおえ)!

毎週 火曜・木曜 更新予定【はぎぷー】萩谷尚子(はぎたになおこ)のにがおえ日記です。日々芸能人・有名人・描かせていただいたお客様の似顔絵を掲載します。

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ショートステイに似顔絵ボランティア

昨日は、京都のとあるショートステイさまに似顔絵ボランティアに行ってまいりました。

京都の人気似顔絵師 さね太さん ミヤムラさんにお誘いいただきました。

一番左がワタクシ。私ははじめての参加ですが、

さね太さんミヤムラさんがもう数年毎年されていて職員の方々の信頼も厚く、地道に丁寧に似顔絵ボランティアされてきた雰囲気が伝わってきました。

若い可愛いお二人に私のようなおばちゃんが混ぜていただいていいかしらん、と思いましたが笑 今後介護をどうしようか考えていた。なので、こういった施設を以前より拝見したかったのもありました。

描かせていただいた利用者さまの絵は、肖像権やプライバシーの問題があるので掲載はできませんが、用意した、サンプル。

▼吉永小百合さん 若いときのキューポラのある街っていう映画若い人はわかるまい。すごいキレイだったのよ。サユリ

とても充実、かつ勉強させていただきました。

ショートステイというのは、短期入所生活介護というもので

老人ホームといった完全介護の施設とはまた趣が違うのです。

つまり在宅介護をされているような方々が、一日、あるいは数日、そこでお世話を受ける。同年代の人と交流したり、レクレーションやちょっとした体操などの運動をして、心身機能の維持回復をはかるもの。

年代も70代〜90代とさまざまで、症状も違うようでした。認知症の方や、単に足腰が弱い方など、要介護度もさまざまだとお見受けしました。

似顔絵イベントを一日行い、利用者さんたちと交流しながら、お顔を描かせていただきました。

告白します。私、正直、なめていた。

老人さんが、似顔絵なんて描かれたがるのだろうか。特に認知症の方とか、お顔を描かれて楽しいのだろうか?なんて思っていました。仕事していて、年配の方が自ら似顔絵を描きにくるケースはまれだから…(家族が還暦などのお祝いにプレゼントというのは多い)

ボランティアなのだから、そこそこのスピードで、そこそこ若く描いて、昔風のリアル絵(時代劇の役者の似せ絵みたいなの)で喜んでくれるに違いない。などと。

しかし、厳しかった。その不遜な気持ちがあっという間に打ち壊されました。

若い人相手だったら、絵があまり気に入らなくても、そんなに顔に出さないじゃないですか。ボランティアイベントだったら、まあ、ただだからしょうがないな、的な。

しかし、高齢者の方は、違う。特に認知症の方は感情に正直になったりしているので、気に入らなければ、本当に、がっかりした顔をあからさまに向けはるんです!

ちゃんと似せて可愛く描いたら喜ぶ。イマイチな絵にはちゃんと手厳しい評価を全身で示す。

子供さん相手よりも難しい!

と最初の二人くらいから気が付いてきました。だんだん焦ってきました!

隣で描いている、他の似顔絵師さん二人は、マジうまい!

さね太さんは、優しい天使のような表情で接し、シワをほとんど描かないで、似ているうえにメッチャクチャ可愛く描かれる!

宮村さんは、イオンの凄腕似顔絵師。その人が絵に入りこんだようにソックリに表情豊かに描いていく。それも一人15分程度のスピードで!描かれた利用者さんたちもニコニコ。

彼ら彼女らはお世辞とかできない分、その喜びもストレートで示すので、ほんと、わかりやすい。

▼フーテンの寅さん これは好評でした。渥美清さんは、目を小さくすると似せることができます。

私は、年配の人の皺やたるみを描かないように、不自然にシェイプを作ってしまい、半分リアルな顔の線も入れてしまい、なんかイマイチ!やばい!

なんとしても喜んでいただかなくては…!

休憩時間に、若い二人にいろんなTipsを教えていただく。
(このショートステイ施設、オヤツや昼の食事をふんだんに御馳走していただきまして、最後は、ここで暮らしたい、、、くらいの気持ちになりました)

後半戦で、なんとなくコツをつかみ、かわいく似せれるようになってきました!

御病気で、お話ができない女性の顔を描いたら、最後、喜んで泣いてくださいました。私も感動で泣けてきました。。。!

良かった!

▼勝新太郎さん。隣のさね太さんが中村玉緒さんの似顔絵を用意なさってたので、夫婦だ〜と、ふふっとなりました。

▼練習にメモ用紙に描いた方が似てますね。この方は若いときは眼光がするどく、晩年はふっくらしていて穏やかな感じ。そのギャップを上手く表現できたらもっと似たかな。

他にも色々な高齢者さんと交流できて、素晴らしい一日を過ごすことができました。

年配の方も性格や個性がさまざまで、とても楽しく、不思議と元気をもらうことができました。

私、正直、老いるのが怖かったんです。先日、ようやく不妊治療に見切りをつけて更年期とか入ってきて、体力がなくなって、無理がぜんぜん効かなくなってきてて。あ、この先、私は弱って寂しくなって醜くなっていくだけなんだ、とか思ってた。

でも、穏やかな優しい目の高齢者さん、80歳まで仕事してて苦労ばっかりだったけど笑ってる人、50歳で夫を戦争でなくして一人で頑張っていたとか、認知症なんだけど、自分の大好きなものの話して止まらない人とか。

特に、縫物のお仕事をなさっていて、晩年まで仕事しすぎて指が変形してごつごつになっちゃってた女性の手に触らせていただいた。じわってきた。あ〜ステキだな、と思いました。

そうか、私も描き続けていたら、こんなカッコいい指になれるかもしれないな。そうなりたい、それでいいんだ、そうなろう、前を向こう、頑張ろう、と。

100歳まで絵を描きなさいよって言ってもらった。はい、そうします。

必死に手を動かして考えて手を動かして、その繰り返しを何万回もして、ぎりぎりまで、そうして老いていいんだ、それだけでいいいだって上手く言えませんが、神さん仏さんがそうしろって言ってるような気がしたんです。

そのくらい、手仕事をしてきた、年配の人の手ってエネルギーがありました。

施設のスタッフ方々も、心を込めてお世話されていて、信頼関係がある雰囲気でした。

真剣に働いている人々の日々の現場がそこにちゃんとある。

介護施設で、悲惨な事件があったり、保育所入所活動で辛い思いをしたりと、少子高齢化の問題はあとをたちません。保育士にしろ介護士にしろ「ケアする」仕事は、群を抜いて給与が低く、激務です。昔から家族による「無償労働」とされていた、される”べき”と考える人々がまだまだ多い。なので、議論も噴出します。

腕を頑張って磨きますので、また参加させていただきたいと思っております。
ありがとうございました。

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